ごあいさつ


当福祉会の開設は1987年(社会福祉法人化は1992年)であり、本年で丸32年の歴史となります。

当時、制度にはなかった「地域密着・小規模・多機能」を高齢者福祉の一つのモデルにしようとの思いで借地、借家でスタートしました。

この間の高齢者福祉の動きは大きく変化、発展してきました。これらの動きの中で当福祉会の事業も存在してきました。

そして2017年より現在の制度にはない「小地域相互ケアホームことぶきの里」を開設し、新たな挑戦を実践しています。(詳しくは沿革、ことぶきの里をご覧ください。)

当福祉会の歴史を一言でいえば「制度があろうがなかろうが、時代が求める福祉ニーズにこたえていく」理念の構築と実践と言えます。

本年8月には「小地域相互ケアホームことぶきの里」に入居中の夫婦に新たな生命の誕生がありました。

社会福祉とは何か、社会福祉法人の役割とは何か、施しの福祉ではない新しい道を、今後とも誠実に追い求めていきたいと思います。

 

                                           2019年8月