百花

今日は本のご紹介をしたいと思います。

川村元気さん著書の「百花」です。

これは川村さんのお祖母さんが認知症になられ、二年半かけてそれを基に書かれた小説です。

理事長を初め、事務所でも読んでいますが読み始めた瞬間、引き込まれて一気に読み進めてしまうほどでした。認知症になったらこのような気持ちになるのだろうか?と考えたり、母子の思いに胸に熱いものが込み上げてくるものがあります。

認知症介護の技法云々の前に、その人の人生を丸ごと包む心とか思いやりがあれば、認知症の方も納得できる人生が可能になるのではないでしょうか。

ぜひ、色々な方に読んでもらいたいと思います。(文筆:青木)